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ローン控除でトクすることも!でも安易な購入は要注意

ローン控除でトクすることも!でも安易な購入は要注意

★ローン控除でトクすることも!でも安易な購入は要注意

ファイナンシャルプランナーの鈴木さや子です。

マイナス金利の影響で元々低かった住宅ローンの金利がこの3月、特に大変なことになっています・・・。

0.39%!とか
0.4%!とか

赤字で大きくかかれたパンフレットやポスター、目を引きますよね。

でも、その大きな字のそばにある「○年固定」という文字を探してみてください。
おそらく、3年か5年だと思います。

もし「当初期間金利引き下げ3年0.39%」の場合は、契約から3年間は0.39%だけれども、そのあとは変動金利か固定金利を選択することになり、3年後の金利情勢によっては、返済額がぐんとあがってしまう可能性もあります。もちろん、当初期間終了後も一定の引き下げ幅はあります。

借入金額や個々の事情があるので、一概には言えませんが、

・頭金ゼロの人(=突発的に家を購入しちゃった人もしくは貯金力が少ない人)
・今の家賃が相当低いにもかかわらず貯金できていない人
・贈与があるから頭金がある人

などで返済期間が25年以上など長期間の人は、赤字の低金利に惹かれてしまったとしても、3年固定(当初期間引き下げ型)は選ぶのは危険と思っています。

こういう方は、十分金利が低いのでフラット35などの長期固定が安心かと。(1%は超えるので、ローン控除でトクはしませんが)

また、住宅ローン控除制度を活用すると、契約から10年間、年末残高の1%、上限はありますが、支払った所得税+住民税を上限に返ってきます。

上記のような人でなくて、頭金を多めに入れられて、資金が豊かにある人ならば、10年後に大きな繰上げ返済をして元金を減らすことができるはず。

その前提で10年固定(当初期間金利引き下げ型)で組んで、10年後一括返済、もしくはほとんど繰上げ返済でとってもトクをします。たとえばローンを借りずに現金で全額支払うよりも、ずっと総支払額を抑えられます。

この控除の活用も注意が必要です。

・支払っている税金以上には戻らないこと
・Maxで控除を受けたいと考えて、10年間の年末残高がすべて40万(もしくは20万)になるように組むと、借入金額が高くなります。元金が多い分、金利負担も増え、控除を反映しても総支払額の比較では一番優位とはいえなくなることも
・10年の間に働けなくなって税金を払わなくなった時など、控除の恩恵をまるまる受けることはできなくなります。
・また、ライフプランが変わって資産が大きく減ることになったり貯金ができなくなった時に、10年後に一括返済ができなくなると、その後の金利動向によっては返済負担が上がる可能性があります。

この数週間、3月駆け込みで契約したい!と弊所にはローン相談が次々と入ってきています。
お客様の資産状況、貯金状況、家を買うに至った経緯、今後のライフプランなどを拝見して、一番合うプランをご提案しています。

特に上記のような人にお伝えしたいのは
・その家購入(=ローン契約)は、本当に必要なことですか?
・今後長期間にわたって支払い続けられますか?
の2点。

人生で一番高い買い物になる住宅購入。低金利に惑わされないで、熟慮することが大切ですよ。

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